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U-23代表で手に入れた「コントロールする力」――遠藤航

絶好調を続ける浦和レッズにおいて欠かせないピースとなった遠藤航。U-23代表から持ち帰った“手土産”

U-23代表メンバーの新しい一面

 でも、あのときと同じではいけない、という思いがU-23日本代表メンバーにはあったのだと思います。無口だった久保はものすごくよく喋るようになりましたし、拓ともよく話すようになりました。実際、「あれ、久保ってそんな喋るっけ?」みたいな話で盛り上がったこともあります。
 それもこれも、みんながU-19日本代表で経験した悔しさをなんとか晴らしたい、と思って前向きーーにというか、これを糧にしなかったら世界にいけない、と考えてきたからだと思っています。

 そうやってU-23日本代表がまとまり、世界を体感したい、あの悔しさはもう経験したくない、という共通認識ができたおかげで、本当にいいチームになり、結果として世界への挑戦権を得ることができたのです。

 手倉森監督に試合を読むことを教わり、チームで悔しさを共有し、結果を出すことができた。
 これこそが、いまの僕の自信を持ってピッチに立てる要因だと思います。まだ見ぬ世界ではありますが、レッズで、代表で、そこに辿り着きたいという思いは一層強くなっています。まだまだ課題はありますが、レッズというチームで世界を目指し、僕自身も成長できたらと思っています。

等身大の「ENDO」、ちょっと三問!

――最近よく聞く音楽ってありますか?

うーん、オレンジレンジさんの「花」ですかね。

――それはまた昔の曲を!

そうですよね。僕もめっちゃ懐かしい! と思って聞いてます。

――流行っていたのは中学生の頃?

そうですね、なんかあのときの甘酸っぱい出来事を思い出したりしますね(笑)。

――深くは聞かないようにします(笑)!

はははは、ありがとうございます。次回もまた宜しくお願いします!

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遠藤 航

えんどう わたる

浦和レッズ

1993年2月9日生まれ。神奈川県横浜市出身。

2008年に湘南ベルマーレユースへ加入すると、2010年には2種登録選手としてJ1で6試合に出場し1得点。翌年に、正式にトップチームへ昇格、主にセンターバックとして活躍する。各年代の日本代表にも招集され、リオ五輪を目指すU-23代表では主将を務め、リオ五輪代表出場権を勝ち取った。2016年シーズンより浦和レッズに移籍。



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